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週末DVD鑑賞
塚本晋也監督の「ヴィタール」と友人に薦められた行定勲監督の「贅沢な骨」を鑑賞。

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(ネタバレなし)

ヴィタールは塚本晋也作品の中ではもっとも映像がキレイだった。
必要最低限かつもっとも効果的なカット割と演出がキレの良さを
醸し出してたし、音も臨場感があって良かった。途中軽くダレるのが残念。
解剖を主題にしてるにも関わらず意外とエグくないし品良くまとめている。
一番良かったのは、しゃべるとモゴモゴ何言ってるかわからない浅野が
ほとんど会話しない役だったことかな。
塚本はかつてインタビューで都市の中では人間の体の中が究極の自然
みたいなことを言っていたのを覚えているんだけどなるほどと思った。

解説


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(ネタバレなし)

贅沢な骨はとにかく痛い映画だった。たぶん女性はもっと突き刺さるような
痛みがあったはず。麻生久美子とつぐみの演技はめちゃくちゃけなげで切ない。
そしてこの映画が画期的だったのはメタファー(暗喩)を散りばめることによって
まさに映画的な映画に仕上がってたことだ。何度も巻き戻したりして繰り返し観て
作者の真意を探りたい欲求を感じさせるものがあった。これは傑作。
毎度のことながら淡々と描くほうが悲しみは深いなあと感じずにはいられなかった。

解説
by skdob | 2007-07-23 12:55 | 映画
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