友人から借りてた3Pをやっと半年近くかかって読破。とにかく笑った。
これはまじめに読むのではなく突っ込み入れながら読むのが正しいのだ。
生まれながらに計り知れないコンプレックスを抱いてきたとか、
同性からひたすら意地悪された過去を数億倍にして見返したいとか、
行間にはそんな憎悪が勝ち誇りに転化されて横たわっているのだ。
以下、爆笑してしまった文章の抜粋。
機体はやがて高度を下げ、彼の個人専用滑走路に近づきます。滑走路には2本のピンク色の線が引かれています。すると、機体が着陸しようとした瞬間、そのピンク色が飛び散り、宙を舞うではありませんか。それはバラの花弁でした。彼は私を出迎えるために、滑走路一面にピンクのバラを敷き詰めていたのでした。
わたくしの男性へのチェックポイントは3つあります。それは、「ルックス」「資産状況」「無償の愛」。男性には、財力が愛情のバロメーターであるという現実を、あらかじめしらせておいてあげないとフェアではありません。
お金には、少しずつ関係を積み重ねて好きになっていくのとは違う、一瞬でLOVEを生むパワーがあります。袋が分厚ければ分厚いほど、LOVEが生まれやすいのです。
ヴァギナをコントロールするためにはマッスルが必要。わたくしは、腰を使わずして、ヴァギナの内部をわたくしの意のままに操縦することによって、ペニスを締め付けて、愛でることができるのです。
ジェームスが運転するメルセデスの後部シートで、ふいにアンディとキスしました。いまはアンディの舌を味わいたくなってしまったのだから。どんな時だってパッションは止められません、“パッションがやって来た”と受け止めるだけ。
実際に男の子たちを目の前にして、「あなたたちはわたくしのアクセサリーみたいなものよ」と言うことだってあります。すると、「それはグレートじゃないか」と答えが返ってきます。
その途端にスチュワートの唇がビブラート……。スチュワートの野生的なエナジーと、トニーの繊細なアロマ、そしてわたくしのフェロモンが入り交じり、ひとつに溶けていく。わたくしの体の中はこれまでにないセンシュアルなLOVEの共鳴が起こり、中心は熱を持って濃く潤んでいました。
これは、男性間にジェラシーのエッセンスによる相乗効果が働いてるのです。お互いのテクニックを競い合うようなムードが巻き起こり、密度の濃い、よりスウィートでヘブンリーなメイクラブが生まれます。いつもより繊細でフェザーなタッチ、いつもよりストロングでビューティフルな動き……